熱中症>赤ちゃんの熱中症
赤ちゃんなどの乳幼児は体温調節の機能が未熟なため、暑い時期は
すぐに体温が上がってしまい、汗をかいて脱水症状などを起こして
しまいます。暑い夏の日の昼間、買い物や散歩などでベビーカーに
乗っている赤ちゃんは大人よりも地面に近いので、コンクリートや
アスファルトの放射熱で実際の気温よりも高い温度にさらされます。
大人の顔の位置と比べ、温度が3〜4℃高くなるといわれています。
また、梅雨の時期など雨の時にベビーカーにつける透明のレイン
カバーは、熱がベビーカー内にこもって暑くなります。そして、
ベビーカー以外に赤ちゃんや子供の熱中症に気をつけなければ
ならないのは車の中です。特に暑い夏の車中は、1時間で50℃
にもなるのです。
夏だけでなく、赤ちゃんや子供の熱中症は春先の車中でも多く
起こります。フロントガラスやダッシュボードが熱せられて
車中の温度が上がるので注意が必要です。
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