熱中症>基礎知識!熱中症は3分類に分けられている
熱中症の主な症状としてあげられるのは、けいれん・失神・めまい・
疲労感・虚脱感・頭痛・吐き気などです。実は熱中症には重症度と
いうものがあり、症状によってT度・U度・V度の3つに分類されて
います。T度は最も軽度な熱中症を指します。V度は最も重度の
熱中症をさし、U度は中間を指しています。施せる対処が異なり
ますので、よく理解しておく必要があります。
T度は最も軽度な熱中症です。めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・
大量の発汗が主な症状です。めまい・失神は熱失神、筋肉痛・筋肉の
硬直は熱痙攣と呼ぶこともあります。ポイントとしては、現場での
応急処置で対応できる軽症であることです。
U度とV度の熱中症は共に病院に行く必要があるとされています。
頭痛・吐き気がする・倦怠感という症状はU度に相当します。
木陰で足を高くして休み、水分・塩分を摂る必要があります。
症状によっては自力でできないことがありますので、その時は
病院に行く必要があります。
V度は基本的に自分一人で歩いたりできない状態です。意識が
ない場合は全てV度に分類されます。入院して集中治療の必要が
ある程の重症のケースが多いです。
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