熱中症>基礎知識!熱中症のメカニズム
毎年夏になると話題になるのが熱中症です。熱中症患者は増加傾向に
あり、一歩間違えると生命の危機にさらされます。非常に恐ろしい
病気です。患者として毎年特に多いのが子供と高齢者です。
熱中症とは、高温環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、
体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称のことです。
夏は暑いです。体温調整の為に人は汗をかきます。この時体からは
水分と塩分が失われます。しっかりと水分と塩分を補給しないと
体温調整に支障がでます。
人間の体温は36〜37度の範囲が代謝や酵素の働きからみて
最も適した活動条件とされています。水分と塩分が不足すると
体温維持がうまくできなくなり、体温は上昇します。すると
熱中症に陥り、めまい・失神・頭痛・吐き気などの症状が現れ、
場合によっては死に至ってしまいます。
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