熱中症>熱射病と日射病の違い
熱射病は熱中症の症状の中で最も重度だと説明しました。
脳や内臓が損傷したり、死に至ったりするわけですから当然です。
ここで質問なのですが、日射病という言葉を耳にした事ありますか?
恐らく大半の人はイエスと答えると思います。しかし、熱射病と
比べて、日射病という言葉はあまり使われません。
日射病という言葉は知っているがどういうものかを知らない、
という人が結構います。子供の頃、夏に外出する時は帽子を
被らないと日射病になるって親に言われた経験あると思います。
たぶんこれぐらいでしか、日射病という言葉に触れる機会が
無かったからでしょう。
日射病とは、熱射病の中の『日光が熱源となっているもの』を指します。
つまり、熱射病ということです。
ちょっとわかりにくいと思うので、住所で例えてみます。ご自分の住所を
思い浮かべながら読んでみて下さい。熱中症は都道府県、熱射病は市町村、
日射病は市町村以降の町や字、という感じになります。日射病は熱射病に
含まれているということです。
日射病という言葉があまり使われないのは、この為です。
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