熱中症>動物の熱中症の症状
動物の熱中症の症状は、比較的人間と似ています。初期・中期・
末期の3段階に区分してご説明します。症状の程度は初期が最も
軽度で、中期・末期にかけて悪化していくとお考え下さい。
初期の症状として、
・元気がなくなる
・よだれが多量に出る
・目が充血する
・荒い呼吸になる
などがあります。
こうしてあげてみると、ペットを注意深く見ていないと気づかない
可能性が高いです。
続いて中期症状です。
・体温が40度を超える
・呼吸が浅くなり、脈が速くなる
・下痢、嘔吐、失禁をすることがある
・けいれんを起こすことがある
などがあげられます。
この中期の症状はすでに危険な状態です。放っておくと高熱の影響で、
脳に障害が起きてしまう可能性があります。すぐに病院に連れて行く
ようにしましょう。
最後は末期です。
・重度の脱水症状になる
・血流が悪くなり、酸欠状態になって舌が青くなる
・吐血などの出血がある
・意識がもうろうとしてくる
などです。この末期の状態は極めて危険です。場合によっては死に
至ります!早急に病院に連れて行きましょう!
これらの症状はあくまでも一例です。必ずこの症状が起こるわけでは
ありません。変化がみられないのに悪化していることもあります!
ペットとは会話ができません。この壁を少しでも低くする為に、
日頃から目を向けてあげるようにしましょう。
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