熱中症>高齢者の熱中症が多い理由1
熱中症は老若男女発症します。しかし、その中でも高齢者の
熱中症が多いです。そもそも、どうして高齢者が熱中症に
なりやすいのでしょうか?その理由の一つとして、体温調整
機能の低下があげられます。
暑い時人は汗をかきます。汗をかくという行為には体温を下げる
作用があります。しかし歳をとるにつれて、汗が出にくくなって
しまう傾向があります。その結果熱が体内にこもってしまい、
熱中症に繋がってしまうのです。
また、高齢者の中には数日間お風呂に入らない人も多くいます。
加齢とともに体の自由がききにくくなり、一人で入浴するのが
困難になってしまう人がいます。誰かの手を借りれば済むの
ですが、周りに迷惑をかけたくないと思う気持ちが出てしまい、
我慢をしてしまいがちです。そういった人は一日おきとかの
入浴になってしまいます。すると皮脂が体の表面を覆ってしまい、
結果としてさらに汗をかきにくくしてしまうのです。
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